週末の午後、子供たちと近所の自然公園へ。

冬枯れて明るくなった森を歩く。シジュウカラに話しかけて、リスをからかい、枯れ葉を踏みしめて…冬の森もいいな。散歩の帰り道、乾いた枯れ枝を幾本か拾って車の荷室に積んで家路につく。その枯れ枝を手斧で短く折って焚き付けを作って、子供と一緒に薪ストーブに火を起こす。オレンジ色の炎が立ちあがって、寂しかった夕暮れの部屋が華やぐ。

 妻が台所で夕餉の支度をしている。今夜のメニューはクリームシチュー。薪ストーブのクッキンググリドル(天蓋)にシチュー鍋を置いて煮込む。子供たちが鍋のふたを開けて、コトコト煮えるシチューをのぞき込んでいる。

 賑やかな夕餉が佳境に入る。わたしは席を立ち、熾き火になったストーブの炉内を点検する。
ファイヤースタンドを炉室にセットし、妻が準備しておいてくれたダッチオーブンを炉内に置きドアを閉める。この季節、低い温度の職き火状態になったストーブの炉内でペイクドアップルをよく焼く。やがて、林檎が焼きあがる。わたしもそうだが、子供たちは、とろりと甘くて香ばしい焼き林檎のデザートが好きだ。

 夕食が終わる。みんなで食器を台所に運ぶ。ストーブトップでは、大きなカッパーケトルに熱い湯がたぎっている。その熱湯をステンレスのボールに注いで、水道水で割って食器を洗う。洗った食器を金笊にうけて、それをストーブトップのウォーミングシェルフに乗せて乾かす。それから、新しい薪をストーブにくべて、寒い夜に備える。

 薪ストーブは、その暮らしに潤いと安心をもたらしてくれる。子供たちは薪ストーブのそばで遊ぶのが好きだ。そして、みんなが赤々と燃える薪ストープを囲むように集まる。団欒がそこにある。

 ところで、薪ストーブや暖炉や囲炉裏を総称してハース(Hearth=炉床)といいます。 Hearthの綴りがハート(Heart=心、中心)という言葉とほとんど同じなのは偶然ではありません。 ハースは家の心だからです。  なに気ない日々の暮らしを優美に。バーモン トキャスティングスの薪ストーブは、ゆるやかに流 れる時の、よきコンダクターのようです。

 薪ストーブの国へようこそ!これから薪ストー ブの国を旅して、みんなで薪ストーブの奥深い 素敵さを発見しに行さましょう。