HISTORY
アメリカ合衆国の北東部、ニューイングランド地方は合衆国発祥の地。その一州であるバーモントは、カナダとの国境にほど近く寒冷で雪深い山国。今日的な薪ストブのパイオニアであるデフアイアントは、そんな歴史と環境のなかで1975年に誕生。“垂直・水平燃焼機構”という全く新しい高性能な燃焼システムを採用したデフアイアントは、薪ストブの新時代的寵児に。以来四半世紀に渡り、時代の要請に耳を傾けながら幾多の新機種を先進的に開発。バーモントキヤステイングスの製品は、薪ストーブの世界史にその名を深く刻みつづけています。
 
 
 
   使い勝手がよくて、高性能でロングライフ(長寿)。そして、誰からも愛される美しいデザインの薪ストーブを・・・。
 バーモントキャステイングスの創立者であるダンカン・サインは、こう考えたのです。「化石燃料や原発に頼りすぎるべきではない。薪は我々に最も身近な永遠のエネルギーだ。新しい薪ストーブを造ろう。それは、使い勝手がよくて、高性能高品質でロングライフ。そして、誰からも愛される美しいデザインの新世紀的な薪ストーブでなければならない」
 ダンカンがそう考えたのは、1970年代の半ば。世界中がオイルショックに見舞われた時代。なかでもアメリカ合衆国のオイル不足は深刻でした。1975年、雪深いバーモント州のランドルフという、とある田舎町の町外れにある古い鋳物工場で一台の堂々たる薪ストーブ“デファイアント”が誕生。銅板で造ることもでさましたが、「やっぱり旧来からの優れた素材である鋳物製がいい。鋳物のスト←ブの暖かさは特別だし、耐久性に優れている」。みんなの思いはひとつでした。
 ダンカンたちのデファイアントは、“垂直・水平燃焼システム”と呼ばれる全く新しい燃焼機構を採用したハイテクな薪ストーブでした。それは、気密性に優れ、一度の給薪で長時間連続燃焼しつづけるストーブであると同時に、古さ良き時代へのノスタルジーである暖炉の楽しさと優美さを兼ね備えて登場しました。世界中から拍手喝宋の嵐が!
  初代デフアイアント誕生から四半世紀。時代の声に耳傾け、改良が重ねられて篭多のニューモデルが誕生しました。みんなデフアイアントの兄弟であり子供たちです。

バーモントキャステイングスは、こう考えます。
1:高性能高品質でロングライフな薪ストーブは、環境に優しくその使い手にも優しい。薪ストーブは環境性能に優れたプロダクッでなければならない。
2:今日的な薪ストーブは、薪エネルギーをその極限まで有効活用し、法的な排気基準以上にクリーンでスモークレスな排気を達成しなければならない。
3:そのためには今日的及び次世代的テクノロジーを駆使し、考えて考えて考え抜いた設計理念の元に薪ストーブを造らなければならない。
4:薪ストーブの素材として、我々は鋳物を選択する。なぜなら、分唇くて重たい鋳物の薪ストーブから放出されてくる編射熱は暖房能力に優れているばかりではなく、その暖かさには特別なものがある。そじて、その暖かさには、人を幸せにするマジックのようなものが宿るからである。
5:鋳物は造形性に優れた素材である。最新の設備と鋳鉄技術と、それから優れたクラフトマンシップをもってして造られる薪ストーブの造形性には無限の可能性があり、コストパフォーマンスに優れた薪ストーブが造れる。また、鋳鉄製の薪ストーブは部品交換が容易なので、安心して愛用できる。
6:けれとも、薪ストーブの機能と耐久性、その燃焼効率のよさを最新のテクノロジーで追求し実現することは前提条件にすぎない。われわれは薪ストーブを焚く幸せと満足も追求しなければならない。
7:そうであれば、バーモントキャスティングスの薪ストーブは、なにより使い手の身になって設計されなければならない。使い勝手に優れていてこそ、真に高性能な薪ストーブといえるからである。
8:最後に大切なこと。いつも家の中心にあって、みんなから見つめられている薪ストーブは“ただのヒーター”であってはならない。それは、瀞洒で美しく誰からも愛される物でなければならない。どんな部屋ともよりよくコーディネイトでさるよう、ホーローのカラーバリエーションを用意しているのは、そのことへのひとつの回答である。
また、まるでワルツを軽やかに踊るように燃える焔を楽しむ幸せも追求されなければならない。